創業125年。白石温麺の「伝統」と「温かい心」を引き継ぐ
株式会社きちみ製麺

ABOUT 会社紹介

「温かい思いやりの心」から始まった白石市伝統の味「温麺 (うーめん)」。地域の優しい味をより多くのお客様に届けませんか。

■温麺(うーめん) 約400年前、「温かい思いやりの心」から誕生した宮城県白石市を代表する特産品「温麺(うーめん)」。油を一切使わない優しい温麺は、消化にも良いことから、お子様からお年寄りの方まで幅広い世代の方に今もなお愛され続けています。 ■創業125年!きちみ製麺の歴史 白石蔵王からの吹きおろしの風と、きれいな水に恵まれた環境が乾麺の製造に適していることから、白石の地に乾麺の製造産業が始まります。 当社は、明治30年(1894年)、第12代当主の吉見勇吾が白石製麺製造を始め、1994年に株式会社きちみ製麺として株式会社化をしました。その後、店舗販売・通信販売・オンラインショップ・卸・飲食店経営をメインに事業を展開「美味しい温麺の追求」をし続け現在に至ります。 消費者の幅広いニーズにお応えするための商品開発(各企業・団体・教育機関とのコラボ等)も積極的に行い、より多くの食卓に温麺を届ける取り組みにも力を入れています。 ■こだわり・お客様に選ばれている理由 「本当に美味しいと言ってもらえる白石温麺作り」が当社のテーマ。 原料の小麦粉にもこだわりを持ち、「今よりもっと美味しい温麺」を追求し続けています。よりよい製造には、日々変化する温度・湿度を見極める経験・技術が必須。当社の職人達がベストなタイミングと配分を考え「本当に美味しい温麺製造」に向き合っているからこそ、温麺の美味しさはどんどん進化していくのだと考えています。 ■これからも「本当に美味しい温麺」を作り続ける 10年・20年後も”つりがね印の白石温麺”が愛されるよう、商品開発・組織運営・設備等にも今後さらに力を入れていきたいと考えています。 「安心で美味しい白石温麺」を次の世代・その次の世代の人々に笑顔で食べて頂けるよう、伝統・技術を引き継いできます。

BUSINESS 事業内容

温麺の製造・販売・飲食店経営まで幅広い事業を展開。温麺の質と味へのこだわりが、お客様からの「本当に美味しい」という声で返ってくる。

製造部門<乾麺の製造:機械製麺・手延べ製麺>
<美味しさは進化させていくもの> 弊社は、機械製麺と手延べ製麺の2通りの方法で製麺を行っています。 日々変化する気候に合わせた作業タイミングの見極めは、 職人の経験や勘があってからこそできるのです。 弊社は長年「本当に美味しい温麺」を追求してまいりました。 原材料を変えたり、作業タイミングを変えてみたりと、職人一人ひとりのチャレンジやもっと美味しい麺を作りたい想いがあるからこそ、つりがね印の温麺を作り続けてこれました。 温麺の進化は続きます。 これからも美味しさを追求し続け 「温麺文化」を次の世代にも繋いでいきたいと考えています。
飲食部門<味見処 光庵>
「本当に美味しい温麺を、美味しく調理して食べて頂きたい」 そんな想いから2014年にOPENした味見処 光庵(ひかりあん)。 当社で製造した温麺を実際に食べて頂けるお食事処として地元の方はもちろん、観光客の方も多くご来店いただいています。 ■季節に合わせたメニューも人気 春はお花見温麺・冬はとろとろ豚温麺など、季節感のある食材と温麺の組み合わせを楽しんで頂けるようメニュー開発もしています。また、白石市の地元食材を使い地産地消にも力を入れております。 ■温麺をもっと身近に感じて欲しい 「温麺を初めて知った」 「スーパーで見たことはあったけど食べたことはない」 という方にも温麺を食べていただき、喜んでいただきたいです。
販売部門<営業・企画・事務>
<温麺を食卓に届ける> 当部門は、職人が作った温麺を全国の消費者の元に届ける役割があります。 今後は、小売り・ネット通販事業共に販売強化をしていく予定。 より多くの方に美味しい温麺を知ってもらい、食べて頂くことを目標としています。 ■販売店  小売店・スーパーマーケット・お土産屋、等 ■店舗販売  お客様に直接ご購入いただける売店を本社横に併設。  地元の方から観光客まで幅広いお客様にご来店いただいています。 ■卸先  直営店・飲食店、等 ■通信販売・オンラインショップでの販売  カタログでの通信販売、自社のオンラインショップ運営。  ご家庭用からギフト商品まで扱います。 ■コラボ商品の企画・販売  アニメキャラクターとのコラボや学校・企業・地域と連携し  白石温麺を知ってもらう機会の創出にも力を入れています。

WORK 仕事紹介

お客様からの「美味しい」「ありがとう」が何よりも嬉しい。

<温麺製造スタッフ>伝統と技術を継承していく職人です
温麺の製造を行います(機械製麺・手延べ製麺) <具体的な作業工程> ・原材料(小麦)・水・食塩をミキサーで混ぜる ・ひとまとまりになった生地をローラーで伸ばす ・生地を休ませる→延ばす→休ませる→延ばすを繰り返す ・機械製麺は、生地をシュレッダーのような形のカッターに通し、麺の太さにカット ・手延べ製麺は、カッターを使わず麺の太さになるまで延ばし続けます・さらにローラーで長く延ばす ・一晩熟成・乾燥させる ・温麺の長さにカット ・束ね作業 が簡単な流れです。 ■現在は、ほとんどが機械を使っての作業です。機械では計れないタイミングの見極めや、人の手で薄く伸ばしていく”手延べ”の工程等は、職人の腕の見せ所です。 ■コミュニケーションを取りながらスタッフみんなで協力して作業しています。
<事務スタッフ>お客様の声に耳を傾ける。
当社の事務スタッフは、デスクワークのみではなく、 温麺を楽しみにされて売店へご来店されるお客様への接客もお願いしています。 <具体的な仕事内容> ・売店(本社併設)での接客・販売 ・通信販売・オンラインショップの注文に対しての電話・メール対応 ・伝票・注文書・請求書発行 ■売店での接客・事務作業がメイン。お客様と直接会話できる環境だからこその喜びや、やりがいも感じられます。 ■現代は、非対面でのコミュニケーション(メール等)が多い世の中。だからこそ、相手のことを考えた丁寧・親切な説明・対応を心がけています。 ■メールや電話・お手紙などで「美味しかったです」「喜んでもらえました」とお声を頂くことも多いんですよ。 ■繁忙期は6,7,8月。この3ヵ月は忙しいですが皆で協力して乗り切った後は、達成感も感じます。 ■現在は3名の事務スタッフが在籍。「和気あいあい・雑談も交えながら…みたいな、ほんわかした雰囲気の事務所ですよ」(スタッフ:Oさんより)

INTERVIEW インタビュー

Oさん(男性)/製麺スタッフ/入社1年
きちみ製麺でお仕事を始めたキッカケを教えて下さい。
転職するまでは、接客の仕事をしていました。事情があり白石市での転職を考えているときにきちみ製麺の求人を見たことがきっかけです。 全く違う業種で少し不安はありましたが、馴染みのある企業で安心感があったこと。面接時に丁寧に対応して頂け、仕事への不安が払しょくされたこと。家庭との両立ができそうだなと思ったこと。が大きなポイントでした。
お仕事をしていて嬉しい瞬間ってどんな時ですか?
「おっ!この麺いい感じだね!」と先輩や上司に褒めてもらえた時は「よっしゃ!」と心の中でガッツポーズです。笑 上手く生地を整えるには、何度もの失敗がありました。 「どうして失敗したのか?」を毎回考え、自分なりに工夫して作業をすることで徐々に「これだ、これがいい感じの硬さだ!」という感じをつかめてきましたね。※表現しにくいんですが、自信を持って「これだ!」みたいな、ビビビとくる感覚があるんです。笑 そんな感覚も面白いと感じますし、右も左も分からなかった時の自分から見ると「成長したな」「職人として前に進んでいるんだな」と認識できる機会にもなっています。
お仕事の事や入社後のことを教えて下さい。
現在は、ミキサーの工程を担当しています。私は、全く違う畑からの転職だったので、初日に黙々と作業をしたり、1粒の粉をも残さず機械の中を掃除する先輩たちを見て驚きと共に、「カッコいいな」という印象を持ったのを覚えています。 製麺の最初の工程であるミキサーは、麺の生地を”いい硬さ”に仕上げるのが一番重要なポイントです。具体的には、季節や天気・湿度などを考え、感覚で水分量を調節するんですが、この感覚が身につくまでは、先輩や工場長に”聞いて、やってみて”を約半年ほど繰り返しました。 今ではその”感覚”にも徐々に自信がついてきて、もっと技術を身につけたいという想いが強くなりました。
今後の目標を教えてください。
まだまだ時間はかかると思いますが、どんな工程でも自信を持って指示できる工場長や先輩を尊敬していますし、自分もそうなれるよう今後もチャレンジを続けていきたいと思います!

FAQ よくある質問

職場見学は可能ですか?
はい、随時可能ですのでお問い合わせいください。
本当に未経験でも大丈夫ですか?
大丈夫です。時間をかけて教えていくので安心してください。 異業種・異職種からの転職者も活躍していますよ。